「陸マイラーといえばソラチカルート」ですよね。
ポイントサイトでポイントをため、そのポイントを「ソラチカルート」という方法で81%の交換レートでANAマイルに交換するという方法を取っていました。
しかし先日、ソラチカルートの中の「LINEポイント⇒メトロポイント」への交換が2019年12月27日で終了する!!!と発表され、ソラチカルートが実質封鎖されることになってしまったのです。
ソラチカルートの封鎖は悲しいですが、、、他のルートで交換すればいいだけのことです。
ということで、これからの主流「TOKYUルート」について解説したいと思います!
年末までにしっかり準備しておきましょう♪
TOKYUルートとは
TOKYUルートとは、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を使用したポイント交換ルートです。
交換ルートは下記のように、「各ポイントサイト」⇒「ドットマネー(.money)」⇒「TOKYUポイント」⇒「ANAマイル」という流れになります。
TOKYUルートを使用するためには「ドットマネー」の登録と、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」の発行が必須です!
TOKYUルートのメリット
TOKYUルートは、ソラチカルートと比較しても、個人的にはなかなか有能だと思っています。それは色々な良さがあるからです。
①簡単で分かりやすい
複雑かつ交換まで時間のかかったソラチカルートに比べて、TOKYUルートはだいぶシンプルでわかりやすい!(ソラチカルートはめっちゃややこしかった・・・)
なので初心者にもおすすめです。
②移行上限がほとんどない
ソラチカルートでは81%の高レートで交換できましたが、1か月18,000マイル(20,000メトロポイント)という制限がありました。なのでギリギリ上限まで交換しても、年間21万6千マイルが限度でした。
しかしTOKYUポイントは移行ポイントの制限があんまりありません!!
具体的には、
・ドットマネーからTOKYUポイントへの移行に月10万ポイントの制限
・しかしTOKYUポイントからANAマイルへの月制限はなし!
という状況です。月10万は従来にくらべてかなり多いですし、またTOKYUポイントからマイルの交換には制限がないので、TOKYUポイントをたくさん貯めて一気にマイルに交換することが可能です。
つまり1年で18万マイルと言わずに、20万マイル、30万マイルと貯めることだって可能なわけですね。
③時間がかからない
ソラチカルートで交換した場合、マイルになるまで3か月くらいかかってしまったのですが、TOKYUルートはシンプルな分、時間があまりかかりません。
だいたい1か月くらい見ておけば、ポイントからマイル化できる感じですね。
なので急にたくさんのマイルが必要になった場合の緊急対応が可能になります。
④増量キャンペーンをやっていることがある
ドットマネーでは頻繁に「増量キャンペーン」を実施しています。
例えば現在モッピーからドットマネーの交換は1%増量キャンペーンをやっていたりします。なのでかなりお得に交換することができます。
TOKYUルートのデメリット
一方で、やはりソラチカルートよりも劣る部分があります。。
①移行レートが75%
ソラチカルートが81%のレートで交換できていたのでやや劣ります。
しかし75%でもまだ高還元率であることに変わりはありません。
例えば1か月に2万ポイントずつポイントサイトで貯めた場合、すべてをTOKYUでマイルに交換したとすると、1年で18万マイル貯まることになるので、75%でも十分大きいですよね。
さらに、上述したように、ドットマネーが増量キャンペーンを頻繁に行っているので、その分ややポイントが増えますし、時と場合によって移行レートはもっともっと上がるでしょう!
ということで、個人的にはそんなに悲観することはないような気がしますね。
②PointTown、Gポイントからは移行不可
ポイントサイトの「PointTown」と「Gポイント」からは「.money」への移行ができないので、もしこれらのポイントサイトでポイントを貯めている場合は注意です。
TOKYUルートを始めるための準備
TOKYUルートに色々メリデメはあるにせよ、どうせソラチカルートは2019年いっぱいで終了になるので、いまのうちにTOKYUルートができるように準備しておくしかないですね!
また新規で陸マイラーを始める場合は、今からソラチカルートだとおそらく準備が間に合わないので、TOKYUルートで始めるのがいいと思います。
ということで、これから陸マイラーになる!という方向けに、TOKYUルートをはじめるための準備について解説したいと思います。
①ポイントサイトに登録
まずポイントサイトに登録します。
なぜポイントサイトに一番に登録するのかというと、②のクレジットカードの発行でポイントサイトから発行できる可能性があるからです。(ポイントサイトにANA TOKYUカードの案件があるときとないときがあるので、タイミングが良ければ・・・という感じですが。。)
ポイントサイトはたくさん存在しているのですが、すべてに登録してもポイントが分散するだけなので、ある程度は使うサイトを絞ったほうがいいと思います。
そこで私がおすすめするサイトは『ハピタス』『ファンくる』『ポイントインカム』『モッピー』『ちょびリッチ』の5つのサイトです。とりあえずこの5つを登録しておけば間違いないでしょう。
もしもっと絞りたい…という場合は、個人的には『モッピー』と『ファンくる』を強くおすすめします。
ここでは簡単な特徴をのせておきます。
ポイントサイト名 | ポイント単位 | サイトの特徴 |
ハピタス | 1P=1円 | ★★★使いやすさピカイチ!!
陸マイラーの中で一番有名なサイト。余計なメールなどが届かないので登録していてもデメリットが特にないです。私はネットショッピング系は全てここに集約しています。ハピ友という友達紹介制度が特に人気のようです。 |
ファンくる | 10P=1円 | ★★★ないと生きていけない!!
外食モニター案件なら絶対ここ!外食モニターはポイントを貯める上で必須なので外せません。他サイトでも外食案件はありますが大元はファンくるなので案件数がとにかく豊富。 |
モッピー | 1P=1円 | ★★★高額案件多い!!
還元率86%以上のTOKYUルートのキャンペーンを実施しています!条件さえクリアできればめちゃくちゃ高いレートでマイルに交換ができるすごいサイトです! また、JALマイルを高還元率で貯められる唯一のサイト!ここで貯めたマイルは念のためANAに替えずに様子見することをおススメします。どちらにでも変えられるのは大きな強みです。 ただし外食モニターがないのが残念。 |
ポイントインカム | 10P=1円 | ★★★高額案件多い!!
ポイントインカムも高額案件が豊富で、特にカード発行系で一番高いこともあります。そして外食案件もあるので、幅広く使うことができます。 |
ちょびリッチ | 2P=1円 | ★たまに使う!!
カード発行などの高額案件に強い印象です。また外食モニター案件もやっています。ポイントの単位が1:1じゃないので要注意。 |
②「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を発行
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を発行しないとそもそも「TOKYU Point」が使えません。
これは作るか作らないかと悩む必要はありません。作る一択です。クレジットカードの発行は時間がかかるので、一刻も早く作っちゃいましょう。
ちなみに初年度は会費無料ですが、2年目からは2000円かかってしまうのは注意です。
ちなみに、発行するときは、マイ友プログラムを利用するのがおすすめです。
「マイ友プログラム」とは、すでにANAカードを持っている人から紹介を受けてソラチカカード(ANAカード)を作成すると、500マイルが追加でもらえるというプログラムなんです!
これはカード申し込みのホームページには記載がないため、うっかり取り逃しがちなマイルです。
しかも「すでに一度でも何らかのANAカードを作成していたらもう適用されない」制度なので、本当にはじめてのANAカードの作成のときでないと使えない制度なんです・・・。
なので、初のANAカードの方は絶対にマイ友プログラムを利用したほうがお得です!なぜなら、ここでマイ友プログラムを利用しないでカードを発行した場合、ANAカードを1枚所有した扱いになるので、もう二度とマイ友プログラムによるマイルを獲得できないからです・・・。
ANAカードを持っている方の紹介が必要なので、周りに持っている人がいればその人の紹介で、もし周りにいないようであれば当サイトからの紹介が可能です。
【こちらのリンク】より登録用ページにいき、下記内容を紹介者欄に入力してマイ友プログラムに登録して下さい。
登録完了しましたら、普通にTOKYUカードを発行すれば後日マイ友プログラムの500マイルがもらえます♪
- 紹介者氏名 ミゾグチ アンナ
- 紹介番号 00045996
※もしANAゴールドカードなど上位のカードもすぐに発行しようと検討されている場合は、マイ友プログラム→ANAゴールドカード発行→TOKYUカードという順序で作成するのがおすすめです!その場合、500マイルではなく2,000マイル獲得できます。プラチナカードだと5,500マイルです。
また、発行する際はどこかのポイントサイトで募集がないかをチェックしてからにしましょう。「ポイント獲得ナビ」でソラチカカードを検索すれば、今ポイントサイトで募集があるかどうかを確認できますよ!(※ただし最近はこのカードの案件は出て名ですね。。。必ず案件があるわけではありません。運が良ければあるかも、くらいで探してください。あとTOKYUで検索すると他のカードが出てくるのでくれぐれも間違えないように名前はしっかり確認してから発行しましょう!)
ちなみに今現在はどのポイントサイトでも募集がありませんので、普通にANAの公式HPから発行するしかありませんね…。
【ANA TOKYUカードの発行】
また、ANAマイルが効率よく貯まるおすすめのANAカードについても下記記事で紹介しているので、カード発行の際はぜひ参考にしてみてください。このANA TOKYUカードのスペックは基本的には一般のANAカードとほとんど同じと考えてもらって大丈夫です。
TOKYUカードのスペック | |
---|---|
年会費(税込)⇒割引後 | 2,200円 |
継続ボーナスマイル | 1,000マイル |
家族カード年会費 | 1,100円 |
最高還元率 | 1.53%(通常0.50%) |
10マイルコース加入料(税込) | 6,600円 |
フライトボーナスマイル | 10% |
③TOKYUルートに必要な「ドットマネー(.money)」に登録
ドットマネー会員(というかAmeba会員)になる必要があります。
名前とメールアドレス、生年月日を入力して登録するだけなのでこちらはすぐ完了できます。
以上で準備はばっちり!
あとは①ポイントサイトでポイントをどんどん稼ぐ⇒②TOKYUルートでポイントをどんどん交換
していき最終的にマイルをがっぽり貯めちゃいましょう!
TOKYUルートでポイントをマイルに交換する手順を解説
そんな難しいものではないですが、交換手順について解説したいと思います。
ちなみに、ANAマイルまで交換が完了するには約1か月くらいです。
①まずはポイントサイトでポイントを貯める
先ほど登録したポイントサイトでどんどんポイントを貯めてください。
②ポイントサイトからドットマネーへ交換申請
ポイントサイトによりますが、即時~3日程度でドットマネーへ反映できます。(たとえばモッピーなら申請すると即時反映ですが、ハピタスだと2~3日といった違いがありますね。)
交換するタイミングは、「ANAマイルがいつまでに必要か」によります。ただしハピタスについては、月の交換上限があるので、こちらはこまめに交換しておくのが無難です。
またドットマネーからTOKYUポイントへも月10万ポイントの上限があるので、TOKYUポイントへ集約するのがいいかもしれません。
では例として、モッピーからの交換を紹介します。
まずモッピーの「交換」をクリック⇒下の方へいって、ドットマネーの「交換する」をクリックします。
あとは交換するポイントを入力し、ドットマネーの番号をうちこむだけです。
ドットマネーの口座番号は、「ドットマネー通帳」の画面から確認できます。
必要情報の入力が完了すると、最後に登録メールアドレスにメールが届くので、メール記載のURLをクリックすれば完了です。
③ドットマネーからTOKYU Pointへ交換
ドットマネーの「マネーをつかう」をクリック⇒「TOKYU Point」をクリック
「交換する」をクリックすると、「ドットマネー暗証番号(4桁の数字)」を求められますので入力してください。(はじめての交換の場合はその場で登録します)
そして名前など必要情報を入力して下さい。
ここで「カード番号(上6桁)」が必要になります!
入力が終われば「確認する」をクリック⇒最後に「申請する」をクリックして完了です。
なお、ポイント付与のタイミングは・・・
- 1日~15日申請分 ⇒ 当月下旬ごろ
- 16日~末日申請分 ⇒ 翌月中旬ごろ
ですので、たとえば10月4日に申請すれば、10月下旬にTOKYUポイントになるわけですね。
④TOKYUポイントをANAマイルへ交換
TOKYU POINT WEBサイトへ行きます。
【TOKYU POINT Webサイトへはこちらをクリック】
「ポイントサービス」の「ポイント交換」をクリックし、一覧の中から「ANAマイレージクラブ 750マイル移行」をクリックします。
あとはANA マイレージクラブの番号(AMC)と交換口数を入力したら完了です!
反映までは1週間程度見ていればOKでしょう。
まとめ
ソラチカルート終了後は、このTOKYUルートが最もマイルへの交換倍率が高いので、早いうちに用意をしておくのをおススメします。
TOKYUルートの特徴をおさらいしておきましょう。
・ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの発行が必須
・ドットマネーの登録が必要
・交換完了まで約1か月と早い!
・交換レートは75%!ドットマネーの増量キャンペーンを積極的に利用しよう
・ドットマネーの交換上限は月10万Pだが、TOKYUポイントからマイルへは制限なし
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