ANA VISA/Masterカードの年会費割引方法&カード決済によるマイル最大還元率実現方法を解説!

ANA VISA/Masterカードの年会費割引方法&カード決済によるマイル最大還元率実現方法を解説!

ANA VISA/Masterカードは他のANAカードに比べて年会費が安く、マイル還元率が圧倒的に高いです。

これは三井住友カード会社が提供しているサービスにより実現するものです!

 

ただしこのサービスを受けるためには一定の条件をクリアする必要があります。

どうすれば年会費が割引になるのか?

そしてどうすればマイル還元率が高くなるのか?

について説明したいと思います。

 

年会費割引特典を受ける方法

年会費割引特典を受けるためには

①マイ・ペイすリボに申し込むこと

②年に1回以上カードを利用すること

が必要です。

※「マイ・ペイすリボによって受けられる割引方法」と、「WEB明細に登録することで受けられる割引」と2パターンあるのですが、他のカードは片方の割引しか受けられないため、より割引額の大きい「マイ・ペイすリボの方法」を紹介しています。

 

割引後の年会費一覧

この条件を満たすと、下記のような割引を受けられます。

カードの種類 本会員(税抜) 家族会員(税抜)
一般カード 2,000円 ⇒ 1,025円 1,000円 ⇒ 475円
ワイドカード 7,250円 ⇒ 6,275円 1,500円 ⇒ 975円 
ワイドゴールドカード 14,000円 ⇒ 10,500円

※ゴールドカードのみさらなる割引あり!詳しくは後述

4,000円 ⇒ 2,500円
ANA VISA Suicaカード 2,000円 ⇒ 751円 なし
ANA VISA nimocaカード 2,000円 ⇒ 751円  税抜1,000円 ⇒ 475円
ANA TOKYU POINT
ClubQ PASMO マスターカード
2,000円 ⇒ 751円  抜1,000円 ⇒ 475円

 

マイ・ペイすリボとは

「マイ・ペイすリボ」は、いわゆる「リボ払い」サービスのことです。

「リボ払いにすると利息がかかるんじゃ!?」と思って敬遠している人もいると思います。しかしその心配は不要です。

「マイ・ペイすリボ」では月々の支払金額を自由に設定できるため、月々の支払金額を絶対に超えないような金額(例えば月100万円など)にしておけば、その金額を超えない限り一括払いになります。リボ払いの手数料が発生するのは翌月繰越額に対してのみなので、一括払いになれば利息は当然かかりません。

 

<マイ・ペイすリボの例:月々の支払額を10万円に設定した場合>

  1. 今月の支払額は7万円だった⇒10万円以内なので当月一括払いに⇒繰越額がないので利息もなし
  2. 今月の支払額は15万円だった⇒5万円オーバーなので5万円が翌月払いに⇒5万円に対して利息がかかる

※2の場合でも、支払額が確定したときに「支払額の設定を変更」することができるので、10万だった支払額を15万円に上げて全額一括支払いに変更することが可能です!ただ変更を忘れる可能性もあるので、超えようのない額で設定しておけば都度変更する必要がなくなります。

 

 

つまり、「リボ払いに申し込むけれども実際には使ってないのと同じ」状況にできるのです。

これだけで大幅な年会費の割引が受けられるのですから、利用しない手はないと思います。

 

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ANAVISA/Masterワイドゴールドカードは二重に割引が受けられる

なおANAワイドゴールドカードVISA/Masterカードのみ、先ほどの

①マイ・ペイすリボに申し込むこと

②年に1回以上カードを利用すること

加えて

③WEB明細サービスに登録すること

をするとさらなる割引が受けられます!

なぜかゴールドカードのみ重複して割引を受けられるので、両方の条件をクリアすることで大きな割引を受けられます。

すべての条件をクリアすると、年会費は下記のようになります。

カードの種類 本会員(税抜) 家族会員(税抜)
ワイドゴールドカード 14,000円 ⇒ 9,500円 4,000円 ⇒ 2,500円

1万円を切るので非常にありがたいですね!

 

マイル還元率を増やす方法

ANA VISA/Masterカードでカード決済するとワールドプレゼントというポイントがもらえます。

このワールドプレゼントはマイルに交換できるポイントで、10マイルコースを選ぶと1ワールドポイント=10マイルに交換できます。(ワールドポイントは1000円で1ポイント)

つまり公式のマイル還元率は1%ということになります。(5マイルコースを選んだ場合は0.5%

 

しかしANA VISAカードの面白いところは、ここからマイル還元率をさらに伸ばすことができるのです。

一般カードなら最大約1.526%ワイドゴールドカードなら最大約1.648%と言われています。(※これは公式で発表されている数字ではなく下記紹介する方法を満たした場合の理論値です。)

 

下記紹介する方法を実践すると、ANA VISA/Masterカードの決済で付与されるワールドプレゼントを極限まで増やすことができ、それに応じて手に入るマイルが増えるので、結果マイル還元率が高くなるという仕組みなのです。

 

その方法は若干面倒ではありますが難しくはないので、実践することをおススメします。

では還元率を高める方法を見ていきましょう。

 

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マイル還元率を最大にする条件

カードによって率は異なりますが、どのカードも方法は同じです。

①マイ・ペイすリボの利用でボーナスポイントを獲得すること

②前年度の決済額が300万円以上であること

③ボーナスポイントをソラチカルートにのせること

この3つです。

具体的に見ていきましょう。

マイ・ペイすリボの利用でボーナスポイントを獲得すること

先ほど「年会費割引特典を受けるためにマイ・ペイすリボに申し込もう!」という説明をしたばかりですが、先ほどとは状況が違いますので注意してください。

先ほど紹介した「年会費割引」のためにはマイ・ペイすリボに申し込んでいるだけでOKで、実際に利息は0円という状態でもOKでした。

しかし、マイル還元率を上げるためには利息0円というのは許されません。

たった1円でもいいから必ず利息を発生させることが条件のです。

リボ払いで支払うと、決済により付与されるカードのポイント(ワールドプレゼント)が2倍になります!

<たとえば1か月1万円の決済があったとしたの場合> 

通常もらえるワールドプレゼントポイント:10ポイント
マイ・ペイすリボを利用してリボ払いが発生していれば追加でボーナスポイント10ポイント

 

ここでポイントなのは、リボ払いでもらえるのは「ボーナスポイント」ということです。

ワールドプレゼントには通常ポイントボーナスポイントがあり、通常ポイントは10マイルコースで1ポイント=10マイルに交換できます。一方ボーナスポイントは1ポイント=3マイルにしか交換できないポイントです。

なので、リボ払いで一見ポイントが2倍になったように見えますが、実際は1.3倍になっているだけです。十分大きいですけどね。

 

なお、「リボ払いで利息を発生させなければならないってことは利息がいっぱい取られちゃうってこと!?」と心配するかもしれませんが、心配ご無用です。先ほども言ったように1円でもいいから利息を発生させればいいのです。ということは、利息が1円とか10円とか限りなく少なくなるように調整すればいいだけなのです。

これは毎月調整する必要があるのでちょっと面倒なのですが、作業としては簡単ですし、慣れれば大した手間ではありません。

下記記事でマイ・ペイすリボの調整方法をくわしく紹介しているのでご参照ください。

 

②前年度の決済額が300万円以上であること

前年度の年間支払額がいくらだったのかによって、ボーナスポイントをもらうことができます。

  1. 300万円以上
  2. 100万円~300万円未満
  3. 50万円~100万円未満

の三段階で、次年度のステージが決まり、ステージごとに支払額に応じてボーナスポイントが貰えるという仕組みなのです。

つまりマイルの最大還元率を実現したければステージV3の決済額300万円に到達しなければなりません。

 

ただ、別に最大還元率にこだわらなくても、300万円が厳しければステージV1、V2を目指すのでもいいでしょう。それでも十分高いと思いますので。(正直所得が低い私としては300万円の決済は絶対に無理です・・・)

 

仮に300万円決済を達成してステージV3になったとして、次年度年間300万円決済があったとすれば、もらえるボーナスポイントはゴールド・プラチナカードで1,800ポイントそれ以外は900ポイントもらえることになります。非常に大きいですよね!!

 

ちなみに、あくまで前年度実績によるボーナスなので初年度は恩恵がないということです。初年度から最大還元率を実現することは不可能ということはご留意ください。

 

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③ボーナスポイントをソラチカルートにのせること

ワールドプレゼントのボーナスポイントは、直接マイルに移行してしまうと、1ポイント=3マイルにしかなりませんよね。

しかしゴールド以上のカードで付与されるボーナスポイントは、ソラチカルートに乗せることが可能なのです。

下記のように、ワールドプレゼントのボーナスポイントをいったんG Pointに移行し、ソラチカルートに乗せれば1ポイント=4.05マイルまで上昇することになります。

なお、注意が必要なのは、ワールドプレゼントの通常ポイント1ポイント=10マイルに交換できる(※10マイルコースの場合)ので、普通に交換したほうがお得です。

ソラチカルートに乗せるのはあくまでボーナスポイントのみなので注意です。

 

ということでボーナスポイントは必ずソラチカルートで交換しましょう。

とはいえ、そもそも現状のソラチカルートが必ずワールドプレゼントを通るようになっているので、おそらくみなさん忘れることはないと思いますが・・・・。

マイル最大化方法まとめ~ゴールドカードの場合を計算してみよう~

以上3つの方法を使えばマイル還元率は1%ではなくもっともっと上昇します!

例えばANA VISAワイドゴールドカードで300万円決済した場合(前年度も300万円決済でステージV3になっている場合)にどの程度マイルがもらえるのか検証してみましょう。

 

<ANA VISAワイドゴールドカードで300万円決済した場合>

ワールドポイント マイル化
通常の決済で付与される通常ポイント 3,000ポイント 30,000マイル

(10マイルコース)

マイ・ペイすリボでリボ払いしたことによるボーナスポイント 3,000ボーナスポイント 12,150マイル

(ソラチカルート使用後)

前年度実績によるステージV3のボーナスポイント 1,800ボーナスポイント 7,290マイル

(ソラチカルート使用後)

合計 49,440マイル

 

このように、300万円の決済で入手できたマイルは49,440マイルとなり、マイル還元率は1.648%となります!

何もしなかった場合は還元率1%の30,000マイルだけなので、19,440マイルも差がつくことになります!

そう考えると非常に大きいですよね?

 

条件のうち「前年度実績に応じたボーナスマイル」と「ソラチカルートに乗せること」は特に意識しなくても自然に実践することになると思いますが、「マイ・ペイすリボ」だけは毎月必ず作業が発生しますので要注意です。

マイ・ペイすリボの毎月の作業だけは習慣化しておくようにしましょう!!!

 

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